過去の出来事 2010年 05月

いやんなーるねー♪

2010年5月14日



昔は根っからの負けず嫌いだった私。
自分よりも若い人に音楽で負けるのがイヤでした。

イヤだ、というよりも認めたくありませんでした。
昔から活動しているベテランや年上の人や外国人には負けてもいいけど、日本人で同年代もしくは年下の人に対しては絶対に負けたくない。 今考えるとなんだかおかしな、変な対抗意識がメラメラしてました。

「追いかけるのはいいけど、追い越されるのはイヤ!
ヒデ子、負けたくないの!」みたいな。

そりゃ私もね、若かりし10代の頃とかありましてね。
何もしていないハナタレ小僧のくせに、やたら自信はありましたよ。 オレはきっとやれば出来る、コイツらには負ける気がせん、何か特別な才能があるに違いない…等々。 何かのキッカケである日突然才能を開花させるはず。 そんなことを何の根拠もないのに思ってました。

でもま、人生ってそんなに甘くないわけで♪
実際に大人になってみたら、おやおやこんなはずじゃなかったぞの連続。
あらやだ、生きるって意外と難しいじゃな〜い。

歳を重ねるごとに、自分のふがいなさ、イケてなさ、普通さ、かっこ悪さ、弱さも知るようになりました。 認めたくないけど認めざるをえない底の浅さ、限界にも直面しました。 そんなこんなで紆余曲折、次第に歳をとり、いつの間にやら28歳にもなってしまったわけでして。

新しい才能が世に出てくるたび、それが年下というのが当たり前になってまいりました。 もはや追い越されまくりの抜き去られ放題。 『若いヤツには負けん』なんてただのシャレみたいになってしまいました。

今では変な対抗意識やセコい嫉妬心もなくなって素直にいろんな人の音楽に感動できるようになりました。 最近ではむしろ逆に、昔から好きだったアーティストやビッグな大御所や海外のミュージシャンは どうでもよくって、もっと日本の若くて新しい才能をいっぱい見たい触れたいって気持ちです。 フレッシュな衝撃を受けて古臭い己の感性をメタメタに打ちのめしてもらいたいのです。

ということで最近好きになった、若き才能の御三方をご紹介。

その1、『阿部真央』

チェスターフィールド君から教えてもらった超新星。
万華鏡のごとく曲調がコロコロかわる、まさにゼロ年代のシンガーソングライター。 曲も良い、詩も良い、でも何より声が良い! 存在感がすさまじい力強いハスキーボイス。 歌詞の内容は等身大の女子高生から、年上のお姉さん、頼れるお兄さん、 やさぐれたサラリーマン、さまざまなキャラをユニークに使い分けてる。おもしろいです。 もうすでに相当メジャーで活躍されていたようなのですが私は最近知りました。ああ、チェック不足でした!

その2、『小林太郎』

はじめは名前の印象からオセンチでナイーブなフォークソングみたいなのを想像していたのですが、とんでもなかった。 音でビンタ食らいました。野獣です、野獣の雄たけび。声もギターもささくれ立ってます。 太い、ごんぶとです。BAWDIESも凄いけど、それとはまた違った凄さ。狙ってない直球勝負。ゴツゴツしていてカッコいい!

その3、『ふくろうず』

Vo&Keyの内田万理さんを中心とする4人組バンド。
舌っ足らずな歌声とエキセントリックな雰囲気。 明るめのイントロから始まるのにふと気が付くと切ない曲になっている。 メロも歌詞も後から後からジワジワと効いてくる。ジャブの連打が脳をゆさゆさ。 ほとんどメジャーコードで出来てるのになぜか切なくなってしまう、初期スピッツみたい。 気持ちよくって何度も何度も聞いてしまう、中毒性高し!

ってことで以上オススメの3組。
驚くべきはその年齢。みんなピチピチに若い。

ふくろうずは21-22歳。
阿部真央ちゃんは20歳。
小林太郎君はなんと19歳だッ!信じられない!ジーザス!

この若さで、このオーラのデカさは何?
同じ国に生まれ育って、同じコメ喰って、小中高って学校に通って。 それで音楽をバーンってやったらこれですよ。感性が違う。

自分も彼らも同じ表現方法なのに、何かが絶対的に違う。 どうやったらこんな熱い衝動をかき立てられるようなモノができるのだろう。

ただただ、カッコイイです。惚れます。
ここまでやってくれると悔しいというレベルをはるかに通り越して、すがすがしい。 もう素直に「ああ、凄いッス、かっこいいッス」って。中学生の時と同じ気持ち、羨望のまなざしで見ています。

僕もいつか阿部真央ちゃんみたいにかっこいい人になりたいです。マル。


皆様こんばんわ。ケンモチです。


若さにはそれだけで無限大の可能性があります。うらやましぃですね。

でも、それじゃ、旬をすぎたら歳をとるごとに可能性を失っていくだけなのか? いやいや、それだけが全てじゃない。 長く生きているうちに段々見えてくることもあると思います。

歳をとること、経験をつむこと、いろんな自分を知ること。
喜び、楽しみ、興奮、希望、自由、不自由、不安、挫折、苦悩、絶望…。

天井も底辺も知ってなんとなく限界も見えてきちゃったけど、それでもまだ走ろうとする。 自分の可能性とかはもうあんまり関係なくて、 結果はわかっていてもやらないと気がすまない、やることに意味があるって気がつく。

これはイケイケの10代にはわからないことなんじゃないかと思う。
「音楽なんてイザとなったらやめればいいじゃん」って思ってたけど、その「イザ」なんて何十回もやってくる(笑)。 なんとなく上手くいくんじゃないかって思ってても、実際はなかなかそうならないんだから。

10代の頃より自信はだいぶ失った。弱さも、小ささも、かっこ悪さも知った。底も知った。 でもそこから這い上がるたびに決意は固くなった。 こうなりゃとにかく意地でもやり通すしかねーみたいな。

可能性は減ったが、意地はある。だからこそ、今のほうが強い。
18歳の自分より、28歳の今の自分のほうがはるかに強い。
28歳の今より、38歳になったときの自分の方が強いと思う。
そう思っていれば、歳をとるのも怖くない。大歓迎だ!

そう言い聞かせて自分を慰めてます。

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つーことでニュースっす!

『デザイン・フェスタ vol.31』
2010年5月15、16日(日) 11:00 - 19:00 @東京ビッグサイト
ブースNo.C-943
明日です。『新曲プレゼントキャンペーン』やるです。
こちらのアンケートをプリントアウトするか、同様の内容を紙に書いて、 ブースに持って来てくれたら新曲入りCDR差し上げます。 いっぱい書いてくれると嬉しいです。よろしくです!

『Chill SQ (チル エスキュー)』
発売日:2010 年5月26日(水) 価格:1,800円(tax in)
Kenmochi Hidefumi 『聖剣伝説-FF外伝-』 収録されてます。
あと2週間です。ちるちる〜。

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とある夜勤の休憩中。

夜食にカップ麺をすすりつつ『school food punishment』の内村さんのインタビューを読んでいました。 内村さん、素敵ですわ。

バンドの紅一点の内村友美さん。ボーカルもギターも芯があってカッコイイ。
それでまた描く詩も曲も素晴らしいんだコレが。説得力がある。

どうやったらこんなアーティストになれるんだろうね。
同じ業界の人とは思えない。雲の上の人って感じ。 やっぱり生きている世界が違うのだろうか。 日ごろの行い? そもそも何喰って生きてるんだろう。

はたっと箸が止まる。
内村さんはカップラーメンとか食べるのだろうかと。

いや、こんな俗っぽいものは食べないだろう。
インスタント食品を食べていたら、こんなキラキラした音楽は出来ない。
たまに食べるとしても「デュラムおばさんのパスタ」とかそんなかんじだ!
センスが違う!これがプロとアマの差か…。(あくまで勝手な想像です)

そんなことを考えつつ今日も、100円のカップ麺の汁一滴残さず綺麗に食べる私なのでありました。 セブンイレブンの坦々麺うめぇ。一週間連続で食べても飽きねぇ。

「カップ麺はGootaしか食べない。しかも汁は体に悪いから捨てるぜ。フッ。」
私もいつかそれぐらいビッグな人間になりたい。(なりたいか?)

しかし体に悪いと知りつつ、いけないいけないと思いつつ、 それでも飲むカップ麺の汁のうまいことうまいこと。
「ヒデ子、駄目よ、汁は、汁は飲んじゃダメ!!!」。

ああ、やっぱりビッグなアーティストへの道は険しいぜ…。

はい、そんなかんじで。
またね。
チャオ。


Vermillion Sky

2010年5月23日



5月15-16日。デザインフェスタvol.31、無事に終了しました。
ブースにお立ちより下さった方々、どうもありがとうございました。

Falliccia以降1年半、新作無しで3回目のデザインフェスタ出展。
回数を重ねるたびに肩身が狭くなるこの時期。

「まだ新作出ないんですか?」
「すみません、現在製作中なんです。もうしばらくお待ちを…。」
みたいなかんじのやり取りが多数。ブースに来て新作が無いのを確認し、
去っていく方もちらほら。む、無念であります!寡作なヒデ子のバカ!

そんな中、いつもこのサイトを見てくれていて新作がないことも知りつつも 毎回ブースに来てくれる方々がいらっしゃる。 そんな人にはせめて何かの形でサービスがしたい…。 ということでアンケート募集と引き換えに新曲入りCDRのプレゼントを実施いたしました。

おかげ様でたくさんのご意見ご感想をいただきました。
非常に嬉しいです。感謝感謝です。ご協力下さった方、どうもありがとうございました! 涙ぐみながら大切に読ませていただいております…うるうる。

CDRに収録した曲、『Vermillion Sky』といいます。
朱色の空、ですね。朝焼けとか夕焼けとか黄昏っぽいイメージ、なんていうとカッコいいのですが。 タネを明かせばその昔、テレビ東京でやっていたカルト番組、 『バミリオン・プレジャー・ナイト』(Vermilion Pleasure Night)
から発想を得た名前だったりします。意味は特にありませんっ!

その他の新曲もブースでいっぱいかけてました。
多少詰めの甘いのも、作りかけの曲も、ボツになったのも、臆することなくバンバン垂れ流し。 お客さんの反応を見て、今後の参考にしたりモチベーションを上げたりできたらなって思いましてね。

ずっとひとりで制作していると、良いのか悪いのか判断がつかなくなってくるもの。 独りよがりになっていないか、つまらないものになっていないか、と心配になることもしばしば。 最近は特に新しいチャレンジをしている曲が多くて、 これはアリなのナシなの?っていう意見をもらいたかったんです。

こんなん作ってるんですが、どうですかね…?
恐る恐る感想を聞いてみると、おおむね好評の様子。よかったよかった。
おかげ様で自信に繋がりました。モチベーションももりもりアップ。

そうだ、やっぱオイラまちがっちゃいねぇんだ。うんうん。

そう安堵していると友人がポツリと一言。
「まぁ、本人を目の前にして『あんまり良くないですね。』なんて言えないだろうけど…」

(σ´Д`)σ 確かにー!

でもまぁ、ここはお世辞でも何でも素直に受け取っておきまっしょい。
聞いた人の笑顔が見れたらそれだけでモチベーション上がるじゃない♪
肯定的に考えなきゃ先に進めないもの。時には思い込みも重要さ。

ということで徐々に調子づいてきた私。
「次回のデザインフェスタでは新作を出します!」
とハッタリをかましまくっておきました。言ったもん勝ちです。

完成間近というわけでもありません。まだまだ先は長いです。
でも、あえて公言しておくことで自分自身の尻に火をつけようかなと。

次回のデザインフェスタは11月。
11月リリースってことは、制作は8月いっぱいぐらいまでに終わらせないとならない。 あと3ヶ月。 こりゃもうかつてないほど早さでやらなければ間に合わないペースです。

でも今なら出来るような気がしてます。なにも根拠のない自信なのですが。 人間の限界なんて、ほとんど気持ち次第でどうにかなるもんです。
やるって言ったらやれるし、できないって言うからできないんだよ!

背水の陣、火事場のクソ力、窮鼠猫を噛む。
そうだ、人間は追い詰められれば追い詰められるほど力を発揮できるのさ。
オレのケツをもっと熱く燃やしてくれッ…!あちちっ。

Come on baby, light my fire
Come on baby, light my fire
「お尻に(ハートに)火をつけて」(Light My Fire) by ドアーズ


皆様こんばんわ。ケンモチです。


あと、差し入れなんかもいっぱいいただきました。
お茶、コーヒー、オロナミンCとかの飲料系。
パン、ドーナツ、クッキーなどの洋菓子。
他にもチョコとかジャガビーとかコンビニお菓子とか。
いやはや、本当にどうもありがとうございます。甘いもの好きです!

でも、出展している間は接客とかでバタバタ、なかなか手がつけられなかったりして。 いただくのはデザインフェスタが終わった翌日とかだったりします。

ハリキリモードから一気に脱力。のんびりとした日常に戻ってだらだら食べる。 そして食べ始めたらアイキャンストップ。一日で全部たいらげます。
朝からドーナツ、ドーナツ♪昼はパンをもふもふ♪夜はクッキーやチョコやお菓子をポリポリ♪ それらを甘いコーヒーでごくごく流し込む。プハー。
小麦粉・バター・砂糖のみ。ハイカロリー、ジャンキー食生活上等です。

あとはオロナミンCとか3本一気飲みしたりね。何もしないのにファイト3発。
無駄にエネルギーをチャージしておしっこイエロー。

いつも小食の自分にとってはどう考えても食べ過ぎ。
毎度デザインフェスタが終わるとちょっと太るんです。
ごっちゃんです。

なぁに、これが幸せ太りってやつだ!
腹が減っては戦はできぬyo-。

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ニュースでっす。

『Chill SQ (チル エスキュー)』
発売日:2010 年5月26日(水) 価格:1,800円(tax in)
Kenmochi Hidefumi 『聖剣伝説-FF外伝-』 収録されてます。

今週発売ですね。2曲目のUyama HirotoさんのRemixが 本当に素晴らしいのでそちらも是非チェキってみてください。

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最近ずっとハマっている曲。
藤井隆さん『アイモカワラズ』です。

以前、この日記で 「ずっと相変わらずのこのサイト…」とか、 「日記の内容も相変わらずナンセンス…」とか、 書いていたら急にこの曲を思い出しまして。

そんな曲もあったなとYoutubeで検索して見てみたら、えらくえらく感動。 CDがほしくなり居ても立ってもいられずamazon検索してみたらなんと廃盤。 良い曲なのにもったいない。しかたなく中古でポチ。

毎日朝起きたら一発目、『アイモカワラズ』を聞くのが習慣になっています。
体中に精気がみなぎってきます。今日も全力疾走じゃー!って。

すぐに家を飛び出して朝食のパンでも買いに行こう。
チャリンコのペダルを踏み込んで体に風を感じるんだ。
そして、こう思う。今、朝日よりもオレの方がまぶしいんじゃないかって。
アハハハー、オレ青春してるぅ。キラキラキラー。

今なんて今しかない
黄昏たこの街の中で
あいもかわらず
僕は走り続けてる

学生の頃何気なくテレビで聞いていた曲。
この歌詞がこれほど心に響いてくるようになるとは思わなかった。

最近はやりの作為的な応援ソングなんてちっとも入ってこないけど、 この曲はそういう押し付けがましいかんじがしなくていい。 他人に向かってどうのこうのじゃなくて、僕はただ走りつづけてるよっていう、 その素朴で純真な雰囲気が当時の藤井隆さんとすごく合ってる。

歌・藤井隆、作曲・浅倉大介、作詞・GAKU-MC。
この3人のバランス感覚。カッコつけてなくて、カッコいい。

自分も負けちゃおれん。
今なんて今しかない。さあ、やらいでか!

そんなかんじです。
ではでは。またね。
チャオー。