過去の出来事 2008年 05月

おかめさん

2008年5月16日



諸事情があり、急遽一日だけ山形県の田舎に帰ることになりました。
何年ぶりかにひさびさに訪れた父方のおばあちゃんの家。

子供のころは毎年夏休みのたびに家族で遊びにきていたなつかしの地。
いきなり来ることになったのでバタバタあわただしかったのですがそれでも、 窓から見える風景や虫の鳴く声や風のにおいは、あのころのままでした。

最近の私は日々の忙しさに振り回され心身ともに疲れきっていたのでこれは 『少しはゆっくり休みなさい・神より』という啓示だったのかもなぁと思ってみたり。 山と川と田んぼにかこまれリフレッシュ。自然はいつだって大きな懐で私を癒してくれます。サンキュー・ネイチャー。

出てくる料理もいつもと同じ、昔ながらのおばあちゃんの味でした。
山菜をふんだんに使ったおひたしや煮物や漬物。 これだけでご飯三杯はいけちゃいます。 ビールのつまみはもちろん山形名物の『だだちゃ豆』。 マメ好きの私にはたまらない一品です。

そしてそんな中でも最高に美味いのが『モウソウダケの味噌汁』。
酒粕入りの味噌でやわらかく煮えたタケノコとシイタケのダシの 絡み合うハーモニーはまさに絶品!!! 何か『イケナイもの』でも入っているのではと勘ぐりたくなる中毒的な味なのです。 もう一杯もう一杯とおかわりしまくりました。 おなかも心も満たされました。サンキュー・ネイチャー!

しかしそんな最高の癒しロケーションであるおばあちゃんちでも、
子供のころからどうしても苦手なものがあったのです。

それは寝室の壁に飾ってある2つの仮面でした。
一つはいかにも怖そうな般若の面。
そしてもう一つはにっこり笑っているおかめさんの面。

シンと静まり返った薄暗い部屋の中でぼんやりと浮かび上がるそれは、 子供ながらに何とも気味が悪いものに見えたのでした。 いきなり動き出して襲い掛かってくるのでは、と布団から出るのもはばかられるほど。

特に私が怖かったのは般若のほうではなく、『おかめさん』のほうでした。
ずっと見ているとあの過剰なまでの笑顔が異様に見えてくるのです。
どんな状況においても微笑を絶やさないあの表情。あれはまさに狂人です。

あからさまに怖そうなものよりも、パッと見普通にみえて あとからジワジワ沸きあがってくる不自然さ、奇妙さ、違和感のほうがより恐ろしい。 怒っている人よりも、何が楽しいのか理解できない状況で笑っている人の方がヤバいのであります。日常に潜む狂気。『おかめフィアー』です。

子供ながらにその狂気性を感じ取り、「おかめさんはキレとる」とおびえておりました。 怪しげな雅楽をバックに硬直した笑顔で踊り迫り来るおかめさんを想像しては失禁しそうになったものです。

しかしそんな私も今や26歳。
立派な成人となって恐怖心も若干和らいだ今日この頃。
あの子供のころに受けた純粋でプリミティブな違和感・不安感を、 何か良い方向に活かすことはできないものだろうかと考えてみたり。

人間は極度の緊張感・不安感に長時間さらされたとき、 次第に『トランス状態』に陥るといいます。 おかめさんの笑顔でトランスすることも可能かもしれません。

例えばこんなイベントはどうでしょうか。
『神社に集合、皆でおかめさんの面をつけて雅楽で踊り狂う夜』。
すさまじいカオス。トランス間違いなし。妖艶にて神秘的。ヤバヤバです。
これぞ名づけて『オカメティック・トランス』。新しいジャンルの幕開け。

そこからいろいろと枝葉を広げることもできます。
セレブなお洒落OLには乙女ハウスならぬ「おかめハウス」。
avexではビッグイベント「おかめネイション」を開催。
アンダーグラウンドではディレイで煙たいかんじの「おかめダブ」を。

世界的に影響をおよぼし「デトロイトおかめ」「シカゴおかめ」 「ボルチモアおかめ」「ロッテルダムおかめ」へと発展。 後の「おかめンベース」「2おかめ」「おかめコア」「おか…ごめんオレ何の話してたんだっけ。


皆様こんばんわ、ケンモチです。


ちなみに納豆は『くめ納豆』です。
近所のショップ99で安く売ってるからです。ハイ。

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プチニュースです。

5月17・18日のデザインフェスタに出展します。
ブースNo.C-862・863です。

神より

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以上です。
このプチ告知をするために膨大な回り道をしてしまいました。
しかもデザインフェスタって明日だし。
ギリギリすぎて告知の意味ほぼ無し。ばびょーん。

まぁ、毎度のように隅っこのブースでドネッてる(ドネルケバブを食べているの意)ので見つけたら冷やかしにでも来てください。

ではでは。またね。

神より。