過去の出来事 2007年 05月

初ドリ

2007年5月23日



初めてドリアン食いました。

泣く子も黙る、果物の王様。
噂はかねがね聞いておりました。

めちゃくちゃ美味いとか、めちゃくちゃマズい、とか。
ニオイが強烈過ぎてホテルや飛行機など持ち込み禁止だとか。
食べ過ぎて死んだ人がいるとか、お酒と一緒に食べると死ぬとか。

得体の知れない危険な香りがプンプンするわけですが、
とにかく好きな人はとことんハマってしまう悪魔の果実、とのこと。
以前から一度食べてみたかった、とっても気になる存在でした。

たまにスーパーでも見かけていましたが、丸々ひとつ4000円。高い。
ちょっとした好奇心だけでは4000円出せるほどの勇気も財力も無い小市民。
横目でちらちら見つつも、ずっと躊躇してました。

ああ、オレは一生ドリアンを食べずに死んでいくんだ…。
そう諦めかけたとき、天空もといジャスコより一筋の光が差し込みました。

丸々一つではなく、一食分に真空パックされているドリアンを発見。
さすがは我が愛しきジャスコ。貧しい庶民の味方。ブラボー。
喜び勇んで買って帰りました。ラッタッタ、ラッタッタ

とはいえ、バナナ一本ぐらいの分量で500円もします。・・・やっぱり高い。
めったに食べない高級フルーツ。貴重です。自然と身が引き締まります。
神聖なる気持ちでいただかねば。

ドリアンはビニール袋で密閉されており、ニオイはまったくしません。
本当に臭いのかな。おいしいのかな。ワクワク。

子供ころ、ちいさな宝物を見つけたときのようなトキメキ。
そうさ今こそアドベンチャー。君はコスモを感じたことがあるか。
高まる期待を押さえつつ、いざオープンくせぇぇぇぇぇっ!!!

ガス臭い。いわゆる玉ねぎの腐ったニオイです。
くさい、正直言ってハイパー臭い。
密閉袋から出したヤツは野に放たれた獣、部屋に放たれたドリアン。

しかしそれが逆に嬉しい。ウワサ以上の手ごたえ!
「おおっ!想像以上にクサイ!」。興奮してきました。
クサイ臭いをかぐと、本当にクサかったかもう一度確認したくなる心理。
アレです。

「くさい…。ああ〜くさい。ほんっとにクサイ!!!」
臭くて嬉しい。奇妙なカタルシス。
いいぞ、いいぞ!それでこそ果物の魔王
ムハムハ。

しかし、ニオイだけで満足していてはいけません。
真価が問われるのはこれから。
気になるお味のほうはいかがなものか…。

恐る恐る…口に運びます。
パクり・・・。ムニュムニュ・・・。ごっくん・・・。

おー、うーん、ほぉぉ、へぇ〜。
意外と食えるなぁ…。でもなんか不思議な味です。
わかりやすく言うと『ニンニクとタマネギを飴色になるまでいためて、大量の砂糖をで甘くした生クリーム?』 、みたいな。

いや、もう味がどうこうという問題じゃなくて。
おいしいとかマズいとかの前に、なんかスゴイ。
何物にも形容しがたい味覚・食感。 『ドリアンはドリアン味』としか言いようがない。今まで味わったことが無かった、新体験でした。


皆様こんばんわ、ケンモチです。


おいしかったんですけど、
食べた後、部屋の中も口の中もずーっとドリアン臭でへこみました。

歯を磨いてもドリアン。
お茶を飲んでもドリアン。
呼吸をするたびドリアン。
全てがドリアン一色。

人と話をするのにも気を使います。(くらえドリアンブレス!)

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度を越えたニオイと味。強烈なインパクトと個性。
果物というカテゴリーを超越したアクの強さ。
これがドリアンさんの魅力なのではないでしょうか。

おいしいか、おいしくないか、という次元ではなく、
ただひたすらに己の姿・臭い・味をさらけ出すことに専念している。
「おら、オレを喰え!嫌いなやつは近寄るな!」
10人中9人がキライだって言っても1人がめちゃくちゃ好きになってくれたらいい。

なんとなく甘い、なんとなく瑞々しい、なんとなくフローラル・・・
そんなどこにでもある果物にはなりたくない。

我が道を貫く、パンクな果物、ドリアン。
彼のそんな硬い意志(はたぶん無いけど)、カッコいいと思いました。
でも高いのでもう買いません(汗)。

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さて、そんなこんなでデザインフェスタまであとわずか。
準備に追われつつ、毎日ニャーニャー言っております。

ということでもう一度告知をば。

デザインフェスタ vol.25 (5月26・27日)
ブースNo.『C-788.789』

アンケートを書いてもって来てくれた方には、
ニューバージョン「CANOPUS」のCDRプレゼント!

アンケート詳細はこちら!

笑顔で心よりお待ちしております。
是非お立ち寄りくださいませ〜。

デザフェスvol25

2007年5月30日



デザインフェスタvol.25、出展してまいりました。

心配された天候も何のその、両日ピーカンでポカポカ陽気。
グッジョブ天気に感謝しつつ、毎度のようにCDの叩き売りをしてきました。

今回は新作なし。
旧4作品のラインナップは前回と同じです。
ということは、2006年12月のフェスタで来てくれた方々はすでにCDを持っていらっしゃるはず。 つまり今回ターゲットとなるのは新規のお客さん。

まったく私を知らない人を相手に、一枚1500円もするCDを販売。
どこの馬の骨ともわからない若造が作ったCDを、その場でちょろっと聞いただけで買ってくれるのでしょうか。 うーんこれは至難のワザ。かなりの苦戦が予想されます。

とりあえずブースを作って、適当にキュキュキュッとDJをしているフリをするだけ〜。 そんなことではお客さんは足を止めて振り向いてくれません。
もっと商魂たくましく。あの手この手を用いて、積極的に攻めていかねば。
砂漠の嵐作戦、決行です。

その1・旧作との抱き合わせ作戦。

DF2日間限定、2枚同時購入でスペシャルサービス!
『1500円だとCD1枚なのに、3000円だとなぜか4枚手に入ります!』、というなんかインチキくさいキャンペーンを実施。 消費者心理をたくみに刺激する我ながらナイスな作戦。このお得感満載さはまるでテレフォンショッピング。

その2・DJ&ゆるトーク作戦。

デザインフェスタならではのパフォーマンスをしたい。見せ方、聞かせ方にもひと工夫。 いつものなんちゃってDJもどきにくわえ、 マイクを使ってのゆるトークと、ノートに書いたカンペで紙芝居風の曲解説・自己紹介。
『ハイどもども〜、ご清聴どうもありがとうございます!ただいま流しております音楽は…』 の、くだりから入り、ノートをペラペラ。 視覚、聴覚の両方の面から音楽の特徴をなどをわかりやすく紹介。

最初はちょっと気恥ずかしさもありましたが、やっているうちに楽しくなってきました。 思わずマイクを握る手にも力がこもります。

これが意外にウケまして、何事かと足を止める人もちらほら。
ホラホラ、この作戦けっこうイケてるんじゃね?と、友人に尋ねてみると
「駅前でやってる実演販売のオッサンみたいだ」と言われました。
うーん、確かに…。でも「オッサン」は不本意だ。


皆様こんばんわ、ケンモチです。


そんな作戦が功をそうしてか売り上げ上々。
やりきった感と結果が結びつき、大満足に終わりました。
今回は個人的にすごく楽しかったです。

4年前、初めて出展した時は右も左もわからずとにかく必死だったデザインフェスタ。 でも出展回数をかさねるごとに慣れてきて、最近ではちょっと余裕も出てきていました。 「ゆったりのんびりやってればいいか〜」という気持ちもあったり。

もちろんそんな参加のしかたもデザインフェスタの楽しみ方の一つですが、自分的には何かが違うような気がしてました。

ブースを借りて作品を並べて、 ただのんびり座ってぼんやりしているだけじゃ、誰も振り返ってはくれません。 っていうかやっている自分があんまり楽しくない。
もうデザインフェスタに参加して音楽CDを売ってるっていう時点で十分エゴ丸出しなわけですから、 ここまできてクールに装っても控えめにしててもしょうがない。もっとガッツリ表現しなきゃ!
何のためにオレはデザインフェスタに参加してるんだ!フォー!

初めて出展した時のエネルギー、初期衝動、熱い気持ち、そして達成感。
見てみて、聴いてみて、って自分をアピールすることの大事さ。

そうだ、この感覚。これがデザインフェスタの楽しさだった!
忘れかけていた若いころの気持ちが蘇ってきました。
いつまでも、ヤング魂、忘れるな。(心の俳句)

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そんなこんなで2日間のフェスタもあっというまに終了しました。

わざわざ遠くから来てくれた友人、
いつもブースに立ち寄ってくださる顔見知りの方、
初めてCDを買っていってくれた方、
感想を書いたアンケート用紙や、差し入れを持ってきてくれた方、

今回も多くの人がブースに来てくれました。
本当にどうもありがとうございました!

さらに終わった後もメールやBBSでメッセージいただきまして、
感動にむせび泣きながら大切に読ませてもらってます。

私の自己満足CDに対し、わざわざお金を払って聴いてくださる方がいる。
考えられないようなことです!なんと感謝してよいか、いやはや。

めちゃめちゃヤル気が出ました!
興味を持ってくれる方が一人でもいる限り、これからも何か作っていこうと思います。

なにとぞなにとぞ、これからもよろしくお願いします〜。


P.S)
「いつも文章ばっかりで現場の様子がよくわからないんだけど。ブースの写真とか載せないの?」 とダメ出しが入りました。
なるほど。えーと…じゃあなんかUPしてみます、といってはみたもののデジカメのデータを見てみたら 鼻クソほじりながら悪態をついている写真しかありませんでした。

申し訳ありません。 これで許してください…。